例文・使い方一覧でみる「谺」の意味


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...その(こだま)は少時(しばらく)の間あたりにどよめいている...   その谺は少時の間あたりにどよめいているの読み方
飯田蛇笏 「茸をたずねる」

...白晝も寂然として居てをするか...   白晝も寂然として居て谺をするかの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...海面に(こだま)して汽笛が物憂げに鳴り響き...   海面に谺して汽笛が物憂げに鳴り響きの読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...島じゅうを木づたい鳴きかわす鳥のなかでひよどりの声がことによく(こだま)にひびく...   島じゅうを木づたい鳴きかわす鳥のなかでひよどりの声がことによく谺にひびくの読み方
中勘助 「島守」

...天井が陰気なをかえした...   天井が陰気な谺をかえしたの読み方
久生十蘭 「墓地展望亭」

...エンジンの響を晴れた大空のどこかへ微かに(こだま)させつつ自動車は一層速力を出して単調な一本道を行く...   エンジンの響を晴れた大空のどこかへ微かに谺させつつ自動車は一層速力を出して単調な一本道を行くの読み方
宮本百合子 「女靴の跡」

...と死の(こだま)を交わし合っていたのであった...   と死の谺を交わし合っていたのであったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そしてすぐそれは勇ましい櫓(ろ)ひびきや水(みずこだま)と変じて...   そしてすぐそれは勇ましい櫓ひびきや水谺と変じての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...(こだま)のように丘の木立の中でも...   谺のように丘の木立の中でもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...四方の山の(こだま)を呼んで...   四方の山の谺を呼んでの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...天地に(こだま)して...   天地に谺しての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...駈け合う声々に(こだま)した...   駈け合う声々に谺したの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...当時の彼らの生態(なりわい)やら生き(こだま)がそこはかとなく心に響いてくることだった...   当時の彼らの生態やら生き谺がそこはかとなく心に響いてくることだったの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

...(こだま)をよびあって...   谺をよびあっての読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...谷間の(こだま)が...   谷間の谺がの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...三十六峰がいちどに(こだま)をあげた...   三十六峰がいちどに谺をあげたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...(こだま)して来たので...   谺して来たのでの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...この神経をずたずたにされたような叫びはヒステリックなを返しつつ...   この神経をずたずたにされたような叫びはヒステリックな谺を返しつつの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

「谺」の読みかた

「谺」の書き方・書き順

いろんなフォントで「谺」

「谺」の英語の意味


ランダム例文:
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