例文・使い方一覧でみる「僭」の意味


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...同時にこの貴族的文學が傲然として最高最良の藝術を以つて自ら居る上を見た...   同時にこの貴族的文學が傲然として最高最良の藝術を以つて自ら居る僭上を見たの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...何も知らないくせに青鞜に書いたりするのは越だとは知つてゐますが あゝして内部にゐて編輯の手伝ひなんかしてゐますと原稿がたりなかつたりなんかしますと...   何も知らないくせに青鞜に書いたりするのは僭越だとは知つてゐますが あゝして内部にゐて編輯の手伝ひなんかしてゐますと原稿がたりなかつたりなんかしますとの読み方
伊藤野枝 「書簡 木村荘太宛」

...あの“東京要塞”と称(せんしょう)していた某大国の秘密砲台の位置発見に大功(たいこう)をたてた自記地震計のドラムを硝子(ガラス)張りの箱に入れて...   あの“東京要塞”と僭称していた某大国の秘密砲台の位置発見に大功をたてた自記地震計のドラムを硝子張りの箱に入れての読み方
海野十三 「東京要塞」

...極めて越(せんえつ)でかつは大袈裟(おおげさ)のようではあるが...   極めて僭越でかつは大袈裟のようではあるがの読み方
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」

...越(せんえつ)な批評家どもの判決文...   僭越な批評家どもの判決文の読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...越(せんえつ)も越――左様なことをおっしゃられると...   僭越も僭越――左様なことをおっしゃられるとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その上(せんじやう)振りを苦々しく思ひ乍ら...   その僭上振りを苦々しく思ひ乍らの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...等しく皆過まつた基礎の上に立ち不當の權利をするものに外ならぬ...   等しく皆過まつた基礎の上に立ち不當の權利を僭するものに外ならぬの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...私が予期した通り越な微笑を浮べた...   私が予期した通り僭越な微笑を浮べたの読み方
牧野信一 「妄想患者」

...越なる甘さを云ひはせぬかといふやうな愚かなことばかりを懸念してゐるうちに...   僭越なる甘さを云ひはせぬかといふやうな愚かなことばかりを懸念してゐるうちにの読み方
牧野信一 「浪曼的月評」

...また上は古き字なり」と記す...   また僭上は古き字なり」と記すの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...「あなたの聰明さや優しさは既に村でも定評があるんですから、越のようだが、却ってこういう僕のやりかたに真実を認めて頂けると信じているんです」瀧子は栗色っぽい柔かい髪がひとりでに波を打っている色白な額ぎわを素直に傾け、遠くはなれて坐りながら、山口の云うことを聴いていた...   「あなたの聰明さや優しさは既に村でも定評があるんですから、僭越のようだが、却ってこういう僕のやりかたに真実を認めて頂けると信じているんです」瀧子は栗色っぽい柔かい髪がひとりでに波を打っている色白な額ぎわを素直に傾け、遠くはなれて坐りながら、山口の云うことを聴いていたの読み方
「鏡の中の月」

...そう思うのはむしろ上(せんじょう)だという気がした...   そう思うのはむしろ僭上だという気がしたの読み方
山本周五郎 「やぶからし」

...などと考えるのは上の沙汰である...   などと考えるのは僭上の沙汰であるの読み方
山本周五郎 「やぶからし」

...且つ越である事を...   且つ僭越である事をの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...上なやつだ...   僭上なやつだの読み方
吉川英治 「三国志」

...さような上(せんじょう)ではございません...   さような僭上ではございませんの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...上(せんじょう)なり――とは咎(とが)められない...   僭上なり――とは咎められないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

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