...こは固(もと)より戲謔に過ぎざりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...処で俺(おら)の旦那がお世辞半分に新聞記者の天職を壮(さか)んなりと褒めて娘も新聞記者に嫁(や)る意(つもり)だと戯謔面(からかひづら)に煽動(おだ)てたから...
内田魯庵 「犬物語」
...無邪気な諧謔と機智に富んだ洒落とが...
徳田秋聲 「老苦」
...佳謔(かぎゃく)善笑の文字を寄せたるなからんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この第二の場合が諧謔と呼ばれるもので...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その諧謔(かいぎゃく)に頤(あご)を打ち開いて打ち笑い...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...悪謔(あくぎゃく)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...元禄(げんろく)以前にありては俳諧は決して正風(しょうふう)以後におけるが如く滑稽(こっけい)諧謔(かいぎゃく)の趣を排除せざりしなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...皮肉な文句を書きやがったな」と一謔(いちぎゃく)を発しただけで座につきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その多少の諧謔(かいぎゃく)味のあるゆえんを説明すると...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...但しこの句は諧謔に過ぎて品位最(もっとも)低し...
正岡子規 「俳諧大要」
...世人またこの種の諧謔のやや川柳調に近きを疑ひ...
正岡子規 「俳諧大要」
...いっさいの諧謔は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...勿論先生の戯謔(けぎやく)ではあるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...梅翁(ばいおう)一派の豪胆なる悪謔(あくぎゃく)が進出した際には...
柳田国男 「木綿以前の事」
...諧謔(かいぎゃく)的な人だと信じ切っていたので...
夢野久作 「少女地獄」
...こうした何でもない諧謔(かいぎゃく)の中からマザマザと輝やき現われるのを感じた一刹那(せつな)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...友だち同士の諧謔(かいぎゃく)を云ったり笑い交(か)わしたりしていた...
吉川英治 「源頼朝」
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