...今も空にある如き大諧音(だいかいおん)の終に起らむを望みて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...粟津(あはづ)が原の習々たる青嵐も今日のごとく電車の響のためにその自然の諧音を亂されなかつたであらう...
近松秋江 「湖光島影」
...と或る御堂のおくの讀經の諧音に耳をすましたり...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...古代希臘(ギリシャ)の或る神秘家の言った「天体の妙(たえ)なる諧音」のことが頭に浮かんだ...
中島敦 「環礁」
...古代希臘の或る神祕家の言つた「天體の妙なる諧音」のことが頭に浮かんだ...
中島敦 「環礁」
...西洋人にとつては耶蘇教寺院の賑やかな諧音的ベルを連想させる...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...古い意味の(調和)古い意味の(諧音(かいおん))それらの一切は考えなくともよしとし...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...そこで古い意味の(調和)古い意味の(諧音)それらの一切は考えなくともよいとされ...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...ふぞろいな濁った諧音(かいおん)で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ぼんやりとした諧音であった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...あたかも一々の諧音の憂鬱をあくまで味わいつくそうとでもするように...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...ピタゴラス派(は)の天球運動(てんきゅううんどう)の諧音(かいおん)です」「あら...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...本当に新しい諧音で自身のテーマが鳴り出そうとする前の魅力ある精神過敏の状態は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...新しき生活の諧音(かいおん)の如何(いか)に生じ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...ザ……とあとはひとしお静かな波の諧音...
吉川英治 「江戸三国志」
...諧音(かいおん)の海を...
吉川英治 「黒田如水」
...夜(よ)もすがらふだんの諧音(かいおん)をたてて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...冷々(ひえびえ)と樹海の空をめぐっている山嵐(さんらん)の声と一節切(ひとよぎり)の諧音(かいおん)は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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