...殆ど同日に談ずることを許されない程にも...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...寧ろ食事を談ずるなどは...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...わが国の僧侶はともに談ずるに足らざれば...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...談ずる処は多くは実務に縁の遠い無用の空想であって...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...文学を談ずるにも...
田山花袋 「蒲団」
...さはれわが魂何故にこれらを我に談ずるや?卑怯の者は戰場を逃れむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...大阪へ来て文芸を談ずると云うことの可否は知りません...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...此方(こちら)でも亦(また)試験の点許(ばか)り取りたがって居る様な連中は共に談ずるに足らずと観じて...
「落第」
...学者が新聞紙を読みて政(まつりごと)を談ずるも...
福沢諭吉 「学者安心論」
...戯れに天下のことを談ずる者はわが輩の友にあらず」五編『学問のすすめ』はもと民間の読本または小学の教授本に供えたるものなれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...微妙なる理を談ずるのみにて高尚なるべきにあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その学校に何の書を読み何事を談ずるも...
福沢諭吉 「学問の独立」
...談ぜざるを以て談ずるなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...理を談ずることを旨とする一大文學雜誌を發行せむとおもへども未だ果さず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...また烏有先生が言を聞いて理を談ずることの利益を覺(さと)りぬ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...されどわれは哲學系統なくして理を談ずることの何の不都合もなかるべきを信ず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...恐(おそら)くは自ら往事を談ずることを喜ばぬであろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...兵を談ずる側にいて...
吉川英治 「新書太閤記」
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