...彼の犯罪の誘因は貧困だった...
...タバコを吸う誘因として、ストレスが挙げられる...
...将来の業績を上げるために、顧客の満足度を高めることが企業の誘因となる...
...彼女は運動する誘因になるような服装を選んでいる...
...美味しいごはんを食べたいという誘因で、レストランに行くことにした...
...なかんずく俳優が自信を喪失する誘因になるような言動は絶対に慎しまなければならない...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...それを活動(かつどう)に轉(てん)ぜしめる機會(きかい)を與(あた)へるところの誘因(ゆういん)である...
今村明恒 「地震の話」
...そしてその誘因を友の離反の直覚と見るは...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...この哀哭を爆発せしめし誘因たるに過ぎない...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...藪の中がつくられる誘因を...
小穴隆一 「二つの繪」
...(さきに述べた誘因のためにのみ情死を図ったのではなしに...
太宰治 「狂言の神」
...その不思議の現象の一誘因となって居るのである...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...素人には科学に対する重大な誤解の誘因ともなりうるのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...誘因は何であろうと...
豊島与志雄 「オランウータン」
...それらと全く性質の異った一つの誘因を...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...直接の誘因は、露伴先生の神仙ものを、少しばかり読んだところにある...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...より悪いことの誘因になったことを...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...むしろ質を落とさす恐るべき誘因となるからである...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...むしろ鼠が誘因であったように...
柳田国男 「海上の道」
...誘因はこういう接客法にあった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...その夢中遊行の直接誘因とも見るべき有形的の暗示が「一女性の寝顔の美」という簡単なるものに過ぎず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...能の堕落の誘因にこそなれ...
夢野久作 「能とは何か」
...常に資本を一つの用途から他の用途に移動せしめる誘因たるものは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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