例文・使い方一覧でみる「評する」の意味
スポンサーリンク...映画「小島の春」を批評することはできないが... 
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...これを批評するだけの人間は作るようにしなければならぬ...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...「貴樣此頃駄目ぢやないか」と蓬亭は十風に言つて「山僧の方が大分旨いぞ」と一々三藏の句を批評する...
高濱虚子 「俳諧師」
...処世大夢のごとしの妙句もあたかもこの時代を評するために設けたるものなりというも不可なからん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...匿名批評の任務は批評する人間の個人的な個別性と偶然性とを清算することを理想とするのではあるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之によって著者の思想自身を批評するのだ...
戸坂潤 「読書法」
...その内容を批評する...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...第一先生が女を評するのが滑稽だ...
夏目漱石 「三四郎」
...主人が書斎にのみ閉じ籠（こも）っているのを人が失恋だ失恋だと評するのも無理はないと思うようになった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...君を知らぬ人がかれこれ批評することは...
新渡戸稲造 「自警録」
...しかし批評することは...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...只此處にては古今東西に通ずる文學の標準（自ら斯く信じ居る標準なり）を以て文學を論評する者に有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...他人の句を評するもまたこれを標準とす...
正岡子規 「俳諧大要」
...よし当人は競争するつもりに非（あらざ）るも傍にある余ら常に両者を比較して評する傾向あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...それをひとつの凝結した體系として外面的に批評するのでもなく...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...そして人を品評するには民族を以て高下すべからず...
森鴎外 「古い手帳から」
...それを反対にゴツホをして氏を言はしむれば何と評するであらうか...
山村暮鳥 「小川芋銭」
...もし通りがかりの人がこの死体を発見したら何と評するであろう...
夢野久作 「線路」
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