...馬鹿とも何とも言いようがない...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...言いようがないのです...
太宰治 「春の盗賊」
...なんともお礼の言いようがない...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...そうでなければ私が柳町の人達に何とも言いようがないから...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...恐怖を感ずるとより言いようがない」「君ほどの人がねえ……君の亡者ぶりには...
中里介山 「大菩薩峠」
...言いようがないと思われます...
中里介山 「大菩薩峠」
...それよりほかに何とも言いようがない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ある所と云うよりほかに言いようがない...
夏目漱石 「草枕」
...「これより当り前に言いようがないじゃありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...またそうでないようでもあるとより言いようがない...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...その泣面(なきつら)と来たらば醜いとも可笑(おか)しいとも言いようがないのである...
正岡子規 「病牀苦語」
...お登和さんがそれほどに働いてくれる志は何ともお礼の言いようがない...
村井弦斎 「食道楽」
...言いようがないね...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...しかし何とも言いようがない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...(a)言いようがないと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...残念とも何とも言いようがないけれど...
吉川英治 「江戸三国志」
...無残、ここかしこである、酸鼻な状も、言いようがない...
吉川英治 「私本太平記」
...悲劇としか言いようがない...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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