...観光名所ではたくさんの見物人がいる...
...昨日の演奏会にはたくさんの見物人が集まった...
...江戸時代の武士は、見物人を楽しませることも務めた...
...マラソン大会で道路脇にはたくさんの見物人がいた...
...あの人は常に旅行先で見物人気分を満喫している...
...時々小さな茶碗に茶を注いで飲む見物人もあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そして演技が終って見物人が続々と出て来たのを見ると...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...見物人の先生のやうに見えました...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...つまらないことを嬉しがる見物人の事をばかにしているのでごぜいまして...
岩野泡鳴 「猫八」
...あまりたくさんの見物人のためにびっくりさせないための心づかいだった...
海野十三 「三十年後の東京」
...まるでワールド・シリーズの野球観覧をするときの見物人のような有様(ありさま)で...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...見物人たちは、みんな立ちあがって、先をあらそって、外に出ようとしました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...例えば競馬に於ても第一の騎者がすでに勝利を得べく自らも信じ見物人も思う時...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...見物人は、それを見ると、はつはとよろこんで、お金をなげていくのです...
鈴木三重吉 「蛇つかひ」
...見物人は又可笑(おか)しさに誘われます...
谷崎潤一郎 「幇間」
...町外れの木蔭で見物人にとりまかれて兵卒に演習の想定を説明するときや...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...わきに外(そ)れやうとする馬は周囲を黒山のやうに囲んだ見物人達の喚声と棒切れとで又内側へと追ひこまれ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...見物人がありました...
豊島与志雄 「崖下の池」
...見物人(けんぶつにん)は驚(おどろ)いてしまいました...
豊島与志雄 「人形使い」
...見物人がもう殆んど一杯になつて地稽古もだらけて來た頃道具を肩へかけた連中が木戸の方から六七人ゾロゾロと這入つて來たが「飛入劍士席」と張札のある棧敷へ一固りに腰を下した...
長塚節 「撃劍興行」
...見物人たちがそれに耐えることは容易ではないほどだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...中にゐる見物人の中の誰れよりも此の見せ物とゆかり多い一人の男が今ゆくりなくも立ち止つて聞きほれてゐるとは知らずに唄つてゐた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...見物人には一撃の下(もと)にマス君が敗(やぶ)られ相(さう)に危(あやぶ)まれたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??