例文・使い方一覧でみる「見廻り」の意味

...このほかに夜となく昼となく二時間おきに看護婦が病室を見廻りに来る...
犬養健「“指揮権発動”を書かざるの記」

...念のため女湯の方を見廻りたいと思った... 念のため女湯の方を見廻りたいと思ったの読み方
海野十三「電気風呂の怪死事件」

...事実夜の見廻りの時に... 事実夜の見廻りの時にの読み方
江戸川乱歩「一寸法師」

...自分は時々見廻り位で済むことだと思っておりました... 自分は時々見廻り位で済むことだと思っておりましたの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...折よく町奉行の手に属する見廻りの役人が... 折よく町奉行の手に属する見廻りの役人がの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「夜の見廻りは丁寧で... 「夜の見廻りは丁寧での読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...塀の外の田圃まで見廻りましたが... 塀の外の田圃まで見廻りましたがの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...橋の見廻りをしてゐたらしい... 橋の見廻りをしてゐたらしいの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お庭内の見廻りをすまして御門の締りを改ために參りし... お庭内の見廻りをすまして御門の締りを改ために參りしの読み方
一葉「暗夜」

...騒音の中に「天狗だ！　天狗っ！」「いや城下の役人だでっ！」「お見廻りだっ！」「天狗が来たっ！」等の叫声だけがハッキリ聞取れる...
三好十郎「斬られの仙太」

...見廻りの途中ここへ立ち寄ったのであった... 見廻りの途中ここへ立ち寄ったのであったの読み方
山本周五郎「さぶ」

...彼もまた馬で水見廻りに出ていて... 彼もまた馬で水見廻りに出ていての読み方
山本周五郎「契りきぬ」

...――見廻りにいった朝田隼人は... ――見廻りにいった朝田隼人はの読み方
山本周五郎「ちくしょう谷」

...それも普請小屋の見廻りを終ったあとで... それも普請小屋の見廻りを終ったあとでの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...自身しげしげ見廻りにまいる... 自身しげしげ見廻りにまいるの読み方
吉川英治「私本太平記」

...下赤坂城の見廻りに廻っていた... 下赤坂城の見廻りに廻っていたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...何気なく見廻りましたところ... 何気なく見廻りましたところの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...見廻りの足で踏みにじられた写図の断片と... 見廻りの足で踏みにじられた写図の断片との読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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