例文・使い方一覧でみる「見る影もない」の意味
スポンサーリンク...宗三自身は見る影もない腰弁だけれど... 
江戸川乱歩 「接吻」
...――見る影もないこんな木の実や草の実にまで...
薄田泣菫 「独楽園」
...どうかしたらこの見る影もない粗末な着物に...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...見る影もない乞食の死骸――と思ふと大違ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない顏だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...芯の出た座蒲団など――見る影もない惨憺（さんたん）たる住居（すまい）です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...神妙にせい」ガラッ八の手の中に、一と握りになったのは、見る影もない女、あの下女のお越だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひどい疱瘡（ほうそう）で見る影もないきりょうになった姉娘のお百合...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...竹の柱に茅（かや）の屋根といふ小唄の文句の通りの見る影もない庵室の奧に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない身扮（みなり）ながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見る影もない中老人で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見る影もない躄（ゐざり）の乞食老爺で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない上に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない小布屋（こぎれや）に成り下り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まことに見る影もない男だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見る影もない老人ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...古くきたなくなって見る影もない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あのように煤け返って見る影もない娘さんでは御座いますが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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