...そうしてまたしばしば起きてはわが子の顔を見まもるのであった...
伊藤左千夫 「奈々子」
...びっくりした顔つきでその光る怪塔を見まもる...
海野十三 「怪星ガン」
...それからまた例のふしぎな海辺に気をうしなっている勇士小浜兵曹長の活動を見まもることにいたしましょう...
海野十三 「怪塔王」
...じっと少年を見まもる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...たたかう心を見まもるべきであった...
宮本百合子 「『健康会議』創作選評」
...この屋上を見まもる守衞達が階下に行き...
室生犀星 「末野女」
...ぬうと立ったまま八重の手許(てもと)を見まもる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...彼はよく手を止めてぼんやり何処(どこ)かを見まもる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...惘然となりゆきを見まもるほかはなかった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...甲斐は楽しげに見まもるのであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ぢつと今日も見まもる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...見まもる張飛や二夫人の車をうしろに...
吉川英治 「三国志」
...「…………」見まもる全軍の瞳に...
吉川英治 「新書太閤記」
...母の健康ぶりを見まもるのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分を見まもる汗くさい兵の中に跳び降りた...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康も一人一人を見まもるように...
吉川英治 「新書太閤記」
...宋江の風態を見まもることしばしだったが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...敵味方の見まもる中で...
吉川英治 「茶漬三略」
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