...1つはマイルドと呼ばれて醸造されると直ぐに送られてくる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...前から送られてくる土を吸いこむ働きもする...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...「ああもしもし……貴方ロドリゲス? え? ロドリゲスでいらっしゃる?」と受話器の向うから送られてくる声は...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...咽(むせ)ぶような花の匂いが風に送られてくる...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...人声がちぎれちぎれに送られてくることもある...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...私に送られてくるただ一人の使いの者なんだよ」「それだけにいよいよ悪いのよ」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ひと月に一度スイスの本部経由で送られてくる慰問品を...
久生十蘭 「だいこん」
...ジュネーヴの国際赤十字を通じて送られてくる家族からの慰問品さえ拒否されているという情報が伝わっている...
久生十蘭 「ノア」
...風といっしょにその香がなつかしく送られてくる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中には自然から来るもの・天から我々に送られてくるもの・全然天に専属するもの・などもたくさんにあって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...送られてくる花の匂いをたのしんだりしたことがあるか」栄二は答えなかった...
山本周五郎 「さぶ」
...「天帝(デウス)」「マリヤさま」そんな祈祷(いのり)の声がきれぎれに風に送られてくる...
吉川英治 「江戸三国志」
...そこまで風に送られてくる程だった...
吉川英治 「篝火の女」
...善信が京都からこの越後へ送られてくる途々(みちみち)の間に...
吉川英治 「親鸞」
...どこからか風に送られてくる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そういう船で送られてくるということは...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索