例文・使い方一覧でみる「西園寺」の意味
スポンサーリンク...◎不信任案は僅々九票の差なりしとは云へ兎も角も政府黨の勝利に歸して否決となり西園寺内閣の運命は茲に強固なる基礎に置かれし如くなるも曩に總辭職の噂傳へられて其一角既に崩落し二十三日の議會に於ては現内閣成立當時の原則たる山西兩系の政治的均勢明白に破壞され... 
石川啄木 「雲間寸觀」
...西園寺さんの文士会に出席を断って...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...西園寺（さいおんじ）公も誰のよりも紅葉の作を一番多く読んでおられるようだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...そのために西園寺侯が内閣を維持し能（あた）わぬというのが根本である...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...然（しか）るにどうも西園寺侯は...
大隈重信 「選挙人に与う」
...西園寺公の肖像を作る機会を逸してしまった事である...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...西園寺侯は健康未だ恢復せざるの故を以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...初め西園寺内閣の成るや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...西園寺公望（さいおんじきんもち）は...
蜷川新 「天皇」
...「人類を幸福にするためには、一体どういう風にすればよござんすか」なんて、ヒットラーやムッソリーニや、西園寺公に、一々聞いて廻るってのも、億劫じゃないか...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...西園寺家からして...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...西園寺家でこの荘園を沽却（こきゃく）しようとするから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...私のこういう考え方を知った西園寺八郎が...
柳田国男 「故郷七十年」
...西園寺公衡（きんひら）などが...
吉川英治 「私本太平記」
...西園寺禧子（よしこ）も...
吉川英治 「私本太平記」
...代々の西園寺家はここに栄え...
吉川英治 「私本太平記」
...西園寺公宗（きんむね）（北山殿）の一件にからみ...
吉川英治 「私本太平記」
...また西園寺（さいおんじ）首相の招待を断わって新聞をにぎわせた...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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