...僕なども始終滝田君に僕の作品を褒められたり...
芥川龍之介 「滝田哲太郎氏」
...展覧会などへは絶えず観に行っては私の絵を褒めまわっていたようである...
上村松園 「最初の出品画」
...なにかお情けばかりの御褒美が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...自ら知るの明を褒めたくもなるが...
辰野隆 「芸術統制是非」
...これは褒めた事ではない...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...おおいに褒(ほ)められるつもりでセント・ペテルスプルクへ携(たずさ)えていった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...褒めたことぢやありませんね」「そんな事を誰から聽いた」「下女のお源は漏(も)りのある柄杓(ひしやく)のやうな女で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「こんなあべこべな肌合ひの人間は不思議に反(そり)の合ふものだ」「褒められてるのか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを褒めそやした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...『しかし彼娘(あのこ)は自分(じぶん)から自分(じぶん)に褒美(はうび)を貰(もら)はなければならない』と鼠(ねずみ)が云(い)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...私は感激の涙をもってききました」と褒めて下さるので...
三浦環 「お蝶夫人」
...ここにおいて諫大夫王褒(おうほう)を遣わし...
南方熊楠 「十二支考」
...全くの御褒美でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いいんだ? 褒めりゃいいのか? くさしゃいいのか?佐田 ホントの事を言って下さい...
三好十郎 「好日」
...去冬箱館戦争為御褒美...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...松尾が手を拍って褒めながら...
山本周五郎 「いさましい話」
...他言は無用だぞ」「仰っしゃるまでもございません」「褒美に...
吉川英治 「大岡越前」
...ガニマールは少年のこれまでの働きを褒めた...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
便利!手書き漢字入力検索