...張大帥はすなわち燕人(えんじん)張翼徳(ちょうよくとく)の後裔で...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...ヂュースの裔のプリアモス王の衆子に命じ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...125『パートロクロス、神の裔(すえ)、すぐれし騎將、ああいそげ!はや我は見る、舟のそば敵の火焔の狂へるを!恐らく舟は亡され、我に歸郷の道なけむ!急ぎわが武具身に帶びよ、われ軍勢を集むべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ペーレーデースついで又腰より利劍拔きかざし、激しく敵に進み行く、敵は剛強の手をのして、アキルリュウスの長槍を岸より拔くを得べからず、 175拔くべく猛に念じつゝ三たび其槍握り搖(ゆ)る、而して三たび效あらず、四度試み、勇將の投げし長槍おし曲げて、折らんとしつる折もあれ、近く迫りてアキリュウス劔を擧げて彼を打つ、腹部のもなか臍のそば、打てば臟腑は悉く 180溢れ地上に擴がりて、暗は喘げる彼の目をおほへり、かくてアキリュウス彼の胸のへ脚加へ、武裝剥ぎ取り、揚々と大言放ち陳じ曰ふ、『かく横はれ、おほいなる河靈の裔と生るるも、クロニーオーン天王の子らと戰ふ事難し、 185廣く流るる大川の靈より出づと汝曰ふ、さもあれ我はクロニオーン・ヂュウスの裔と身を誇る、我を生めるは數多きミルミドネスを司どるアイアコスの子、ペーリュウス、其アイアコス、神の裔、而してヂュウス、大海に流るる川の靈よりも 190勝る、さばかりヂュウスの子、河靈の子にぞいや勝る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神の裔なる駿足を――*アドレートスの駿足を――人は驅るともあるは又...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「吾未だ義人(ぎじん)の裔(すえ)の物乞いあるくを見し事なし」とソロモンは申しました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ケンブリッジ・プラトニスト達(カッドウォース其他)の後裔であることは無意味ではない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...多田(ただ)の満仲(まんじゅう)の後裔(こうえい)だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...惡逆非道の裔(すゑ)をこの世から亡ぼすのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...70ファレイドゥーン――かつてのピシダーデイ王朝の末裔(まつえい)としてイランを再興したと伝えられる勇士...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...次に「又分家」の裔二世全安さんを尋ね得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其人の裔孫のいかになりゆくかを追蹤して現今に及ぶことが即ち是である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...裔一と漢文の作り競(くら)をする...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...白地の浴衣(ゆかた)に麦稈帽(むぎわらぼう)を被った裔一は...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...オトヂキョの後裔(こうえい)として末(すえ)大いに繁殖し...
柳田国男 「海上の道」
...佐野はその将門を攻めほろぼした俵藤太秀郷(たわらとうたひでさと)の後裔(こうえい)だからというのであります...
柳田國男 「日本の伝説」
...東国の草莽(そうもう)より起(た)った古源氏(ふるげんじ)の裔(えい)...
吉川英治 「私本太平記」
...この白人こそ久しく待望されていたケツァルコアトゥルの裔であろうという信仰を一層強めた...
和辻哲郎 「鎖国」
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