例文・使い方一覧でみる「表沙汰」の意味
スポンサーリンク...彼女の浮気のことは表沙汰になってしまった... 
...彼は自分自身の功績を表沙汰にすることがない...
...彼らの関係については表沙汰にしないようにしよう...
...この事件は表沙汰にされる前に解決しなければならない...
...私たちはこの問題を表沙汰にする前に、まずは内部で話し合って解決すべきだ...
...既に表沙汰（おもてざた）になってしまいました...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...正当防衛を表沙汰（おもてざた）にすれば...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...表沙汰にならないといふことを關係者側の人からの又聞きの又聞きで聞いたといふ...
小穴隆一 「二つの繪」
...表沙汰にはならなかったが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...まかり間違って表沙汰になったところで...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時表沙汰（おもてざた）にしてでもこっちへ奪還（ふんだ）くってしまえばそれまでだ」健三は海にも住めなかった...
夏目漱石 「道草」
...なお上様家光公が、京都の空与上人（くうよしょうにん）をことの外御信心で、上人のため洛北（らくほく）に一宇の堂を建立するため、二千両の寄進に付きましたが、表沙汰になると、何かと手続きが面倒、そっと勘定奉行に内意を含め、日頃目を掛けている安祥（あんしょう）旗本中でも家柄の赤井左門を使者に立てて、別に家光公直々の祈願文を認（したた）め、二千両の大金と一緒に上方へ送ることになっていたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうにもなるものではなく下手に表沙汰にすると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...表沙汰になるのを極端に嫌いながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何うにもなるものではなく下手（へた）に表沙汰にすると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...表沙汰にすると、家名に拘わりますぞ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...辻斬が表沙汰になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...表沙汰になれば、輕くて閉門、減地...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それが拂へないばかりに表沙汰にされ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...言ふことが宜い」「――」「これが表沙汰になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...表沙汰にして浅田屋を取って押えようとしたのだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんなことがあっても表沙汰にはできない...
山本周五郎 「風流太平記」
...迂濶な咎め立てをしようものなら却って無調法な仇討（あだうち）免状が表沙汰になろうやら知れぬ...
夢野久作 「斬られたさに」
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