例文・使い方一覧でみる「行きどまり」の意味

...リストが精々行きどまりで... リストが精々行きどまりでの読み方
芥川龍之介「あの頃の自分の事」

...何の信仰！　何の希望！　木村は葉子が据（す）えた道を――行きどまりの袋小路を――天使の昇（のぼ）り降りする雲の梯（かけはし）のように思っている... 何の信仰！　何の希望！　木村は葉子が据えた道を――行きどまりの袋小路を――天使の昇り降りする雲の梯のように思っているの読み方
有島武郎「或る女」

...盲管のように行きどまりになっていたので... 盲管のように行きどまりになっていたのでの読み方
海野十三「宇宙戦隊」

...その奥で行きどまりとなっていた... その奥で行きどまりとなっていたの読み方
海野十三「海底都市」

...左へ曲れ」「オヤ道が行きどまりだ... 左へ曲れ」「オヤ道が行きどまりだの読み方
海野十三「地中魔」

...だが、そこはまるで押入（おしい）れのようなせまい穴で、右も左も前も上も下も、みな行きどまり、どこへ行きようもなかったのだ... だが、そこはまるで押入れのようなせまい穴で、右も左も前も上も下も、みな行きどまり、どこへ行きようもなかったのだの読み方
海野十三「超人間Ｘ号」

...それで行きどまりだ... それで行きどまりだの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...やがて行きどまりだ... やがて行きどまりだの読み方
江戸川乱歩「影男」

...やっと行きどまりました... やっと行きどまりましたの読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...行きどまりではないことがわかりました... 行きどまりではないことがわかりましたの読み方
江戸川乱歩「大金塊」

...行きどまりになってしまいました... 行きどまりになってしまいましたの読み方
江戸川乱歩「鉄人Ｑ」

...行きどまりの山じゃあねえか... 行きどまりの山じゃあねえかの読み方
直木三十五「南国太平記」

...終には鼻面にふさはしい僅の平面を残して行きどまりの絶壁になつてしまつた...
中勘助「銀の匙」

...廃墟の行きどまりへ着いてしまう... 廃墟の行きどまりへ着いてしまうの読み方
中里介山「大菩薩峠」