...父の書斎道具や骨董品(こっとうひん)は蔵書と一緒に糶売(せりう)りをされたが...
有島武郎 「或る女」
...中国製のものらしい骨董的(こっとうてき)価値のある矢立である)を卓の下に隠したので...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ときどき老人は骨董(こっとう)屋の前で立ち止まる...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...自分でも下手(げて)ものの骨董品や...
徳田秋声 「仮装人物」
...かういふ考へ方からかりに研究の順序をまとめて述べて見れば、先づ劉向父子の遺著、漢藝文志、それから揚雄の法言、方言、王充の論衡と云ふ樣な、即ち前漢末、後漢初の著述を一の標準として、其の以前の古書がどこまで其の標準よりも古い實質を保存して居るか、又どこまで竄亂があるかと云ふことを一應判斷し、それから今一歩進んで、史記を中心として、同時代の董仲舒、それから今少し前の淮南子、賈誼新書とか云ふ者、即ち秦火の厄に罹つた後、古書が始めて世に出でた時、間もなく著述されたあらゆる本を標準として、その以前の本をしらべ、その竄亂の程度を知り、更に遡つて呂子春秋の如き戰國の著述に及ぶのである...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...先生が秘蔵の義董(ぎとう)の幅(ふく)が掛かっていた...
夏目漱石 「虞美人草」
...――あの兄妹はよく/\骨董(こつとう)に凝る人間が憎いやうだから」平次は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後に台湾で骨董(こっとう)商と金貸をした(虎と蛇の薬をもって来た)人の細君だった...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...その静かな通りには骨董店(こっとうてん)だの婦人洋服店だのが軒なみに並んでいる...
堀辰雄 「旅の絵」
...几董(きとう)の俳句に「晴るゝ日や雲を貫く雪の不盡」といふがあり...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...董卓のよろこびもまた...
吉川英治 「三国志」
...この董卓が宣言した帝位廃立をどう思う? 賛同するか...
吉川英治 「三国志」
...董相国(とうしょうこく)を刺すと誓って帰った曹操は...
吉川英治 「三国志」
...董卓(とうたく)の閣へ出向いて...
吉川英治 「三国志」
...董承は、あまりの冥加(みょうが)に、ややしばし感泣していた...
吉川英治 「三国志」
...「董卓などのことではありません! 車騎将軍董承のことである」「えっ……董承がどうしたというのか...
吉川英治 「三国志」
...たちまち、合図の角笛が鳴ると、四方に隠れていた土蛮が、董荼奴を殺し、阿会喃を取りかこみ、二つの首を取ると、死骸は谷間へ蹴落して、わあと、狼群(ろうぐん)のように本陣へ帰ってきた...
吉川英治 「三国志」
...董允(とういん)...
吉川英治 「三国志」
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