...蔦(つた)の細道を下って湯谷口から本街道へ出て西を指して急ぐ...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲州の本街道はまた関所や渡し場があって面倒だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...わざと甲州街道の本街道を通らずに...
中里介山 「大菩薩峠」
...本宿はうかと通り越したのか――本街道は本街道だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...やっぱり当の敵の向うに見える本街道をあとを慕って走(か)け出すのが心理的に普通な状態であります...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...本街道は近い」「た助けて――ッ」若い最高音を本街道が近いと聴くと...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...兎に角殿樣の身代りになつて本街道を島原へ練らせ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とにかく殿様の身代りになって本街道を島原へ練らせ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本街道を畑宿(はたじゆく)の方へ行くがよい」「――」お六はさう言ひ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう大分まえに本街道へ出て...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...本街道へ出るにはどう行ったらいいか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...復讐はまだですし、警告は完了してないでしょう? どうか私を一人にして、向うへ行ってください」従うほかなくヴィラはゆっくりと森を通って、本街道へ行った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...羅馬から Padua に通ずる本街道だけに磔柱六百を數へたさうである...
森鴎外 「古い手帳から」
...畦道(あぜみち)を本街道のほうへ歩いていった...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...本街道のほうは下宿(しもじゅく)と上宿...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...甲州本街道(こうしゅうほんかいどう)を迂回(うかい)して...
吉川英治 「神州天馬侠」
...黄泥岡(こうでいこう)の本街道を行くらしい」「ならば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...本街道から郊外へ出てみよう」しかし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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