...それで彼の系統を事実に相当させるためには著しい変更を加えなければならない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...このことについては著しい進歩が彼に現れて来た...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...前者は時事性・現実行動性(actuality)を著しい特色とし...
戸坂潤 「辞典」
...カトリックの著しい復興が指摘される...
戸坂潤 「読書法」
...という日本に著しい一現象を云い表わす言葉なのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...彼我(ひが)の文明の相違の著しいことがわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...時間に於て著しい錯誤がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...著しい差のあることに気が付いたのである...
中谷宇吉郎 「スポーツの科学」
...之は著しい放射性の元素であると云ふことでも書いてあつたなら...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...この影響が著しい...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...今目の前にある死の床の有様と著しい対照をなしていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そして両方とも幹は勇健で直立分枝し下の方は著しい亀甲状の厚い樹皮で甲(おお)うている...
牧野富太郎 「植物記」
...只分極が著しいと其統一が見落される...
増田惟茂 「知的作用と感情と」
...民間から幾多の人物の出たこともまた著しいのであって...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...安島直円は数学の単純化に著しい功績のあった人であり...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...そこには著しい一つの特色が見られるであろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ミユンヘンは第一衛生上の設備が行(ゆき)届いて市街の清潔な事の著しい都である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...この少年たちの著しい進歩であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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