...苦学生の方の奮闘に敬意を表します...
...この大学は苦学生に優しい施策を導入しています...
...苦学生のための奨学金制度も充実しています...
...少しでも苦学生の助けになれるように、私も協力したいです...
...私も苦学生だったので、彼らの気持ちはよくわかります...
...人の同情で生きてる苦学生みたいに国中歩き廻らせなくともいいんですから...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「カスリイン・ニ・フウリハン(一幕)」
...そのむかし、彼は、苦学生であって、アメリカで皿洗いをしていた...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...言って見れば今の苦学生だ...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...いったい苦学生の目的は学問を主眼にしてかたわら僅かの労働をなし...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...しかるに苦学生諸君はこの辺の消息は少しも御存じなく...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...恐らく今の苦学生諸君よりもなおより多くその苦しみを知っている...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...私は小さすぎる制服制帽に下駄ばきという苦学生の恰好で...
太宰治 「乞食学生」
...僕はあの家の遠縁に当る苦学生であるが...
太宰治 「デカダン抗議」
...それは苦学生時代の恩義に報いるためであったことは云う迄もないが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...電車にも乗らずに徒歩通学をしてる苦学生だろう...
豊島与志雄 「春」
...夜店の賑(にぎわ)う郊外の新開町に立って苦学生の弾奏して銭を乞うヴァイオリンの唱歌を聞くに等しきものであった...
永井荷風 「十日の菊」
...僕は「苦学生」というやつが大嫌いだった...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...八郎君は苦学生で何か仕事はないかといふのであつたが...
牧野信一 「五月六日」
...苦学生のは又違う...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...苦学生というと無暗(むやみ)に同情するのも彼等のためにならぬ傾向がある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...帝大の苦学生で、苦学生の元締めをやっているのがある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...苦学生はこれを五銭に売って食費を払う...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...或日の寂しさ門(かど)に立つのはうその苦学生...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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