...彼の攻撃は苛烈を極めていた...
...彼女は苛烈な批判で有名だ...
...台風の苛烈な風に家屋は揺れた...
...その映画は、苛烈なシーンが多かった...
...戦場の記録映像には、苛烈な現実が映し出された...
...苛烈ではないが芳香がある...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...こんな苛烈(かれつ)な人生ってありますか...
梅崎春生 「桜島」
...北満の苛烈(かれつ)な自然のなかでお互いに助け合いながら生きてる動物……」「俺たちみたいだな...
高見順 「いやな感じ」
...より統一的となり組織的となり苛烈となったことは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...自然はもっと苛烈(かれつ)な面をいつも見せているのである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...本土爆撃がいよいよ苛烈になって...
中谷宇吉郎 「小さい機縁」
...拔き差しのならぬ苛烈な論告でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...沈静の色はたちまち変じて苛烈活動の働を現わし...
福沢諭吉 「学問の独立」
...その苛烈なるものをはつきりさせ...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...その枠に支配される人間の苛烈な相互関係を現実的に把握せず...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...いろいろ思うにまかせぬ出来事や運命の責苦などの深刻さや苛烈さを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...玄洋社と愛国社に向って現今の共産党以上の苛烈な圧迫を加えたものであったが...
夢野久作 「近世快人伝」
...すべて千早の苛烈な抵抗を舐(な)めていない...
吉川英治 「私本太平記」
...ぶち壊(こわ)して追い立てるなどの苛烈(かれつ)な官権をいうものだったが...
吉川英治 「私本太平記」
...苛烈(かれつ)な破壊をやったように...
吉川英治 「新書太閤記」
...当然、各地とも、徴物使(ちょうもつし)(徴税吏)の取立てが、苛烈を極めた...
吉川英治 「平の将門」
...なおさら主人の旨(むね)にかなうように苛烈(かれつ)に扱ったのであったが...
吉川英治 「源頼朝」
...自分の苛烈な仕方が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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