...彼女は演技が上手くて、いつも芝居気だ...
...芝居気な人たちがたくさんいる芸能界で生きていくのは大変だ...
...あの人は、普段は真面目そうだけど、実は芝居気な部分がある...
...彼は本当に演技が上手いから、いつも芝居気があふれている...
...芝居気がある人は、日頃から自己表現力が高く、魅力的に見えることが多い...
...おしずとおゆうさんとの違いは何よりもおしずにそういう芝居気のないところにあったと申しますのでござりまして裲襠(うちかけ)を着て琴をひいたり小袖幕(こそでまく)のかげにすわって腰元に酌をさせながら塗りさかずきで酒をのむような芸当はお遊さんでなかったら板につかないのでござりました...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...ちっとも芝居気はなくて始終真剣だから...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...そこに芝居気が生ずる...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...芝居気(しばいげ)も衒気(げんき)も彼には沢山にあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...よく芝居気分といっている気分がある...
中井正一 「「見ること」の意味」
...まるきり芝居気(しばいっけ)で話すのではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...芝居気たっぷりの片手斬りに大向うを唸(うな)らせようという見得(みえ)から出たのでもなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...六法をきってみようというような華美(はで)な芝居気のない男ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...芝居気たっぷりのかむり方でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...時々は芝居気(しばいぎ)を出す...
夏目漱石 「坑夫」
...今更同情を得やうと云ふ芝居気は固より起らなかつた...
夏目漱石 「それから」
...今更同情を得ようと云う芝居気は固(もと)より起らなかった...
夏目漱石 「それから」
...江戸の町を駆けて来るというのは物好きや芝居気では出来ないことです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...芝居気が出ていて...
火野葦平 「花と龍」
...芝居気のりしないで弱る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...自分がどんな幼稚な芝居気に囚はれてゐるかも気づかずに...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...媚(こ)びと芝居気に充ちた道楽をしようとする...
三木清 「人生論ノート」
...三平は芝居気違いであった...
夢野久作 「黒白ストーリー」
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