例文・使い方一覧でみる「艶々」の意味
スポンサーリンク...髪の艶々（つやつや）と黒いのと... 
泉鏡花 「遺稿」
...以前よりも艶々（つやつや）してきたと褒めた...
海野十三 「大脳手術」
...「馬鹿に艶々（つや／＼）した顔をしてるぢやないか...
薄田泣菫 「茶話」
...顔も艶々（つや／＼）しくなる上に...
薄田泣菫 「茶話」
...そこへ入つて来た福来博士は吃驚（びつくり）して艶々（つや／＼）した夫人の顔を見てゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...只髪だけは艶々と結つて舊（もと）の如く大きな丸髷に燃え立つやうな赤い手絡のかゝつてゐるのが他に反映して殊に目に立つ...
高濱虚子 「俳諧師」
...彼よりも馬の方が身綺麗であると思はれる位に馬は毛並みも艶々として来た...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...艶々しい新たな樹皮とが...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...足腰がきかなくても艶々した美女だつた...
長谷川時雨 「河風」
...健康そのもののように艶々した...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...艶々（つやつや）したる島田髷（しまだまげ）も少しとけかかり...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...艶々とした健康な住家を思ひ浮べると空高く口笛を吹いて銅貨の音が恋しくなつただが過失の卵ばかり生んでゐる私はメンだと思ふと泣けてしまふ...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...油で艶々してゐた...
林芙美子 「瀑布」
...きつちり巻いた髪の襟元が、艶々と白くて、見惚れるやうにたつぷりとした肉づきであつた...
林芙美子 「晩菊」
...鬢の方には白髪と艶々した髪がまじつてゐる...
原民喜 「小さな村」
...頬を艶々（つやつや）と光らしているところを見ると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...艶々（つやつや）した丸髷（まるまげ）...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...艶々（つやつや）した肌を見る度に...
蘭郁二郎 「足の裏」
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