...自分の考えや意見を"自説"として述べることが大切です...
...彼女は自説を述べることで周りを納得させた...
...自説が通らなかったときは、相手の意見をしっかりと聞く姿勢が求められる...
...会議で自分の自説を前面に押し出してしまい、周りと対立してしまった...
...彼は自分の自説を押し通すことで頭が固いと思われがちだが、本人は強い信念を持って行動している...
...合はせて自説を一層明らかにするつもりで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...くわしく自説を講演し...
海野十三 「海底大陸」
...河野も自説を取って下(くだ)らず...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...と権柄(けんぺい)ずくで自説を貫(つらぬ)いて...
鈴木三重吉 「千鳥」
...圭さんは鷹揚でしかも堅くとって自説を変じない所が面白い...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...彼の天文學は日本に最初の地盤を打ち樹てた自説であつたのだ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...私が自説を俗語で説いたからと云って...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...私が自説を俗語で説いたからと云って...
戸坂潤 「読書法」
...また早合点やあまりに主観的な自説を立てて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...其晩即席に自説を撤回して...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...通俗的考えから隔絶した自説を見出すことができる自らの学問の優越性を示すので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...あく迄自説を主張すれば...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...鼻垂しも亦熱心に自説を主張した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...(c)彼はよく次のような言葉をふりかざして自説を守ったということであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自説をおし通さなかったか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...勘解由が自説をつよく主張するのは大学の意志によるものと考えられた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自説の実行を求めるのだった...
吉川英治 「三国志」
...自説を固持して敢えて服する色もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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