...この詩は七五調ではなく、自由詩である...
...この詩は自由詩だから、詩形に制限がない...
...「私は対句よりも自由詩の方が好きだな...
...けだし自由詩は、近世紀の文明が生んだ世界の最も進歩した詩形である...
萩原朔太郎 「青猫」
...自由詩の失敗したものは...
萩原朔太郎 「青猫」
...「自由詩は何となく散文的で薄寢ぼけてゐる」といふ一般の非難は正當である...
萩原朔太郎 「青猫」
...然るに自由詩にはそれがない...
萩原朔太郎 「青猫」
...何と自由詩のリズムが薄弱であることよ...
萩原朔太郎 「青猫」
...自由詩に對する最も根本的の非難である...
萩原朔太郎 「青猫」
...現に自由詩と称する如き無韻の詩が一般に詩として肯定されている事態であるから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...自由詩が「詩でないもの」に属することを致命的に断定するように感ずるからだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...故にこの意味から言うならば自由詩は*散文的であるほど――即ち非律格的であるほど――真に本質的に自由詩なのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...* 自由詩の起元は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...いかにしても散文律の自由詩に行く外...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...自由詩以外の、いかなる新詩形も日本には有り得ないのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...何よりも先(ま)ず自由詩の本体を...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...これによって自由詩に定形律の格調を求めるような...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...現詩壇の実情する自由詩を眺(なが)めてみよう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...詩壇は自由詩によって氾濫(はんらん)されていると言っても好い...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...自由詩の自由詩たる所以(ゆえん)であると考えているなら――*確かにそう考える人がいる――自由詩ほど愚劣にして意味のない文学は宇宙にないのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...したがって従来のあらゆる誤解――特に自由詩の詩形論に関している――は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
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