...ぶくぶくと裾(すそ)の方が水際で膨れたあ...
泉鏡花 「海異記」
...手近(てぢか)に居た青(あお)ン膨(ぶく)れの看護婦に訊(き)いた...
海野十三 「柿色の紙風船」
...着膨れて鞠のやうに円くなつた雀たちが...
薄田泣菫 「独楽園」
...否彼等の部族の増殖膨脹に伴ふ必然の結果として...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...妻のぷッと膨れた冷たい顔をみるのが辛いのである...
田中英光 「野狐」
...あたかもゴムの袋(ふくろ)のごとく膨(ふく)らんでぶくぶくしながら...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...月や太陽が絶えず東から西へ廻るにつれて地球上の海面の高く膨(ふく)れた満潮(みちしお)の部分と低くなった干潮(ひきしお)の部分もまた大体において東から西へ向かって大洋(おおうみ)の上を進んで行きます...
寺田寅彦 「瀬戸内海の潮と潮流」
...武備機関いよいよ膨脹するときには生産機関はいよいよ収縮せざるを得ず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その中に盛り上げられたように膨(ふく)れて見える珠根(たまね)を眺めていたが...
夏目漱石 「変な音」
...股のあたりが丸く膨(ふく)れて青大将(あおだいしょう)が蛙(かえる)を飲んだような――あるいは青大将の臨月(りんげつ)と云う方がよく形容し得るかも知れん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...蟾蜍雨景の中でぽうとふくらむ蟾蜍へんに膨大なる夢の中でお前の思想は白くけぶる...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...警官をさげすむ気持が一気に膨らむばかり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...腹に草を包み日々膨脹せしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...數千年經るも太鼓の如く膨れ色黒くて存するが...
南方熊楠 「詛言に就て」
...腓(こむら)のたくましく膨れた顔をしかめたような女がくるくるとまわされながらステージの前でいった...
山川方夫 「その一年」
...人の二倍もあるかのように全体が畸形(きけい)に大きく膨(ふく)れているのだ...
吉川英治 「大谷刑部」
...奇妙な球根状膨大部を持つシャフト...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...また膨(ふく)れ出した彼の妻は...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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