...腥さい笑に眼は暗(やみ)ながらギラギラ光つて居た...
石川啄木 「病院の窓」
...僕自身もこの血腥(ちなまぐさ)い事件の渦中(かちゅう)の一人に違いない...
江戸川乱歩 「悪霊」
...非常な血腥い大犯罪らしいものが出来上ってしまったのです」河野はため息と共に長物語を終りました...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...数名の即死者をだしたという血腥い事件が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...怪得殘雲挾二腥氣一...
大町桂月 「房州の一夏」
...腥(なまぐさ)い悪臭が三里五里の先まで匂って人の鼻を衝(つ)き...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...この著者がどうかすると腥(なまぐ)さ坊主と云われる所以(ゆえん)かもしれない...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...血腥(ちなまぐさ)い三面雑報の刺戟づよい活字に...
徳田秋声 「爛」
...腥(なまぐさ)いダシでむかッと来たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...腥(なまぐさ)き一点の血を眉間(みけん)に印(いん)したるこの青年は...
夏目漱石 「草枕」
...あの生腥(なまぐさ)法印...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...血腥(ちなまぐさ)い騒ぎがしたいのか...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...タンメルランの血腥い征服...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...血腥(ちなまぐさ)い復讐の報(むくい)を受けることになった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そしてしばらくは血腥(ちなまぐさ)い風が...
吉川英治 「剣難女難」
...腥風(せいふう)野(や)を蔽(おお)うとはこの一瞬のことであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...久しぶりの血腥(ちなまぐさ)い騒ぎに...
吉川英治 「源頼朝」
...吐き気を催すような血腥(ちなまぐ)さいものが漲(みなぎ)ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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