...「股肱羽翼(ここううよく)」で、大事な人の支えとなること...
...彼女は私の股肱羽翼となってくれる存在です...
...友人たちは彼女の股肱羽翼を借りて困難を切り抜けた...
...経済の発展は国の股肱羽翼と言われます...
...アイドルグループのファンは、メンバーを自分の股肱羽翼として支えることが多い...
...股肱の臣樋口次郎兼光をして行家を河内に討たしむるや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...正盛は幼時より召出だされて、家光の左右に侍しけるが、意氣相投じて、股肱と頼まれ、終に老中隨一の人物とまでなりし人也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...だのに屋敷内(やしきうち)と来たらまるでシェレメーチエフ伯〔(ピョートル大帝の股肱の臣)〕のお邸みたいに...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...天か股肱の命盡きて襄陽遂に守りなく玉泉山の夕まぐれ恨みは長し雲の色...
土井晩翠 「天地有情」
...又聞陛下選股肱之將...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...道庵の股肱(ここう)と頼まれたデモ倉とプロ亀――の二人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...体面を重んずる点より考えるといかに金田君の股肱(ここう)たる鈴木藤十郎その人もこの二尺四方の真中に鎮座まします猫大明神を如何(いかん)ともする事が出来ぬのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これが徳川家康の股肱(ここう)...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その股肱、楊宇霆はまた、日本の恩を忘れて、米国に媚態を見せて大借款を起こさんとしている...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...彼の股肱(ここう)とする配下には...
吉川英治 「大岡越前」
...董卓の股肱として...
吉川英治 「三国志」
...故曹操の股肱(ここう)の一人たる華(かきん)が...
吉川英治 「三国志」
...――いやこれらの股肱(ここう)の者のほかに...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏が篠村(しのむら)八幡で旗上げをしたさいも一番に馳(は)せさんじた尊氏股肱(ここう)の一人である...
吉川英治 「私本太平記」
...一族とその股肱(ここう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...数正(かずまさ)の股肱(ここう)の者らしい年配の家臣が出て来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...将門の股肱を以て任じている一連の首脳部たちも...
吉川英治 「平の将門」
...いつも股肱(ここう)の者を代人に向けて...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??