...之に伴ふ情感の耽溺とを意味するに限らないことである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私はその中で花のうてなに坐る思いで――今安らかに絵三昧の生活に耽っている...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)や谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)や菊池寛(きくちかん)や倉田百三(くらたひゃくぞう)や賀川豊彦(かがわとよひこ)の新らしい作を読耽(よみふけ)るものもやはり『金色夜叉』を反覆愛読しておる...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...操觚(そうこ)に没頭するか読書に耽るかして殆んど机に向かったぎりで家人と世間咄一つせず...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...それに耽り出すと...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...よもやまの話に耽った...
豊島与志雄 「白木蓮」
...ああこの物語を書いた頃には自分はまだ何歳であったかと徒(いたずら)に耽(ふけ)る追憶の夢の中に...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...そこで前後も知らぬ熟睡に耽(ふけ)っているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...魯侯は女楽に耽(ふけ)ってもはや朝(ちょう)に出なくなった...
中島敦 「弟子」
...觀劇に耽りしその隙に...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...恋の果しもない遊戯に耽って居りました...
野村胡堂 「百唇の譜」
...外部の喧騒(けんそう)から遮断(しゃだん)されたところで読書と瞑想(めいそう)に耽(ふけ)ることもできたが...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...専ら『やさしき恋愛の学問』に耽つてゐたのであつた...
平林初之輔 「文学方法論」
...三 空想に耽(ふけ)るかく妾(しょう)は入獄中毎日読書に耽りしとはいえ...
福田英子 「妾の半生涯」
...街(まち)へ赴(おもむ)くとそれを抵当にしてあっちこっちの茶屋や酒場で遊蕩(ゆうとう)に耽(ふけ)っては...
牧野信一 「ゼーロン」
...自己耽溺(たんでき)で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...巴里(パリイ)の母親は余(あまり)に自分の遊楽に耽(ふけ)つて子供の自由を顧みないと記者は言つて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...武蔵は追想に耽りながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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