...これが二十面相のやり口ですよ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...わが茶や花の宗匠のやり口を知っている人はだれでも...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...また家に戻ってこなければならなかったんだ? 犯罪者のやり口じゃあるまい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...これが彼等のやり口の特色なのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...のみならず夫々個々の科学者のやり口による所謂個性をさえ有っている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...『日本精神史』はこのやり口の延長に他ならない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そういうやり口――世界を範疇組織として解釈しようとする企て――は全くフィヒテに始まるものであり(彼に於て初めて実在即哲学という意味体系の概念が実現された)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...やり口が全く反対だということを忘れてならぬ...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...ただ少し不承なのはお久のやり口だった...
豊島与志雄 「神棚」
...平次の一つのやり口でもあつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兄の山脇玄内のやり口をよく知っていたんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やり口は目下推測の域を出ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...いつも一種のやり口でそのまねをして見せる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...よいか貴藩のやり口が正々堂々の道を踏んでいるものなれば...
三好十郎 「斬られの仙太」
...貴藩の去年から今年来のやり口...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...まずいやり口である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...秀吉のやり口を評してこういう...
吉川英治 「新書太閤記」
...人を小馬鹿にしたやり口だ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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