...「老大家さん」はこの町で一番昔から住んでいる方です...
...老大家さんから不動産を買った...
...老大家に愛される一家に憧れる...
...老大家の家には古風な家具が並び、雰囲気がある...
...引っ越しをするとき、老大家さんからアドバイスをもらった...
...かの傳奇の老大家は歴史の上に燦爛たる紫雲を曳き...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...十五歳にして七十歳の老大家のような枯れた絵をかいたら...
上村松園 「旧作」
...望月玉泉等の老大家や...
上村松園 「明治懐顧」
...畫を海外に學びたる老大家...
大町桂月 「夜の高尾山」
...これらの老大家の中へ這入っているということはどういう訳だろう...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...老大家というものは...
太宰治 「正義と微笑」
...或る「老大家」の小説を読んでみた...
太宰治 「如是我聞」
...その「老大家」の名前を挙げるべきかとも思うけれども...
太宰治 「如是我聞」
...或いは気焔(きえん)としか感ぜられない「老大家」だったなら...
太宰治 「如是我聞」
...老大家たちが好きになれないんだ...
太宰治 「渡り鳥」
...何とそれが老大家なの...
徳田秋声 「仮装人物」
...愈々君も老大家の域にはいったのだから自重せにゃいかんよと冷かされたので悲観している所なんだ...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...その形の確実と構図の安全と色彩の沈着は五十歳の老大家の作品といっても誰も疑うものはなかろう...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...この老大家の精進はたしかに空谷の足音であった...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...千駄木の老大家が...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...和算の老大家は次第に死滅して...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...又此(この)月は仕合(しあは)せな事に二人の老大家(だいか)の新作に接することが出来る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...わたくしたちの眼には老大家に見えた...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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