...「老大家さん」はこの町で一番昔から住んでいる方です...
...老大家さんから不動産を買った...
...老大家に愛される一家に憧れる...
...老大家の家には古風な家具が並び、雰囲気がある...
...引っ越しをするとき、老大家さんからアドバイスをもらった...
...かの伝奇の老大家は歴史の上に燦爛(さんらん)たる紫雲を曳(ひ)き...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...アトリエの主人公は美術界の老大家だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ずっと年を老(と)った狩野永悳(かのうえいとく)先生という老大家...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その逝去(せいきょ)した老大家には...
太宰治 「グッド・バイ」
...或る「老大家」の小説を読んでみた...
太宰治 「如是我聞」
...その「老大家」は...
太宰治 「如是我聞」
...ロレンツのごとき優れた老大家は疾(はや)くからこの問題に手を附けて...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...何とそれが老大家なの...
徳田秋声 「仮装人物」
...清川の父は老大家に甘やかされて贅沢(ぜいたく)に馴(な)れている...
徳田秋声 「仮装人物」
...その形の確実と構図の安全と色彩の沈着は五十歳の老大家の作品といっても誰も疑うものはなかろう...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...シューベルトはこの瀕死の老大家をながめて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...俗調を抜き去つた老大家でなくては考へも及ばない境地である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...千駄木の老大家や中田博士のやうな人でも...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...和算の老大家は次第に死滅して...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...日本には島崎藤村という現存の老大家を主人公とした伝記小説さえ出現している...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...S氏は文壇の老大家で私の尊敬している作家だが...
横光利一 「夜の靴」
...又此(この)月は仕合(しあは)せな事に二人の老大家(だいか)の新作に接することが出来る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...わたくしたちは実際老大家だと思っていた...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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