...翻って文学の世界に眼を転じて...
寺田寅彦 「科学と文学」
...さらに翻ってわが国の Iduna を思わせる...
寺田寅彦 「火山の名について」
...翻って考えてみると...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...翻って従来の決定派の物理学について考えてみても一度肉眼的領域を通り越して分子原子電子の世界に入ればもはやすべての事がらは統計的...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...山風に山羊の毛が翻っている...
外村繁 「澪標」
...日の丸の旗の翻っているのを眺めて(水戸...
直木三十五 「南国太平記」
...翻って城下の形勢を観察すると...
中里介山 「大菩薩峠」
...翻って受け納める兵馬ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...執念のように翻っているのは...
久生十蘭 「南極記」
...エッフェル塔のてっぺんで三色旗がヒラヒラと翻っている...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...さらに翻って兵略上より観察せんに...
日野強 「新疆所感」
...また翻って考えてみると...
穂積陳重 「法窓夜話」
...新興芸術派といふ旗が花々しく翻ってゐる頃であった...
牧野信一 「喧嘩咄」
...翻ってこの楓を古名ヲガツラ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...〈九 結論〉今翻ってわが国のことを回顧しよう...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...翻ってわが国内の事情を見るに...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...そこで翻って主体とか自覚とかの意味を考えてみなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...嬉嬉として戯れ翻っている賑やかな嬌態で...
横光利一 「旅愁」
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