...女の子に絵など習わしてどないする」という非難もよそに...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...これを正して稗田の阿禮をして誦み習わしめられたが...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...古くからの云い習わしに従って矢張(やはり)シヘイと呼ぶことにしよう)が左大臣になったのは昌泰(しょうたい)二年...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...額の上に黄色い粉を塗って飾りとしたその習わしであることを知ってみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇敢なスコットランド部族は真実を追求する習わしが多々あった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...永年の生活の習わしの結果...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...我々の習わしはそういう掟からは全くかけ離れているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...結構で有益な習わしである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やはり上古の習わしの名残(なごり)とも見られる...
柳田国男 「海上の道」
...土地ごとの年久しい習わしはあったらしいが...
柳田国男 「海上の道」
...必ずお粥を食べるという習わしは...
柳田国男 「故郷七十年」
...鉦を叩かぬ習わしがある...
柳田国男 「年中行事覚書」
...または十二支の形を作り鴨居(かもい)長押(なげし)に引掛ける習わしがあり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...この日を梅若の供養という習わしがすでにあって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...これをサンバイオロシという習わしもあったが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それが終って水を泳いで還(かえ)るのが習わしであった(風俗画報一六八号)...
柳田国男 「年中行事覚書」
...七幸木(さいわいぎ)と懸(かけ)の魚(うお)正月用意の食物を木に掛けておく習わしがあるかどうか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...田の神の祭とする習わしがあるか...
柳田国男 「年中行事覚書」
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