...「彼は美少年だと思います」(He is a beautiful boy, I think.)...
...「あのグループのメンバーはすべて美少年だ」(All members of that group are beautiful boys.)...
...「彼女は美少年に目がない」(She has a weakness for beautiful boys.)...
...「この漫画の主人公は美少年で大人気です」(The protagonist of this manga is a beautiful boy and very popular.)...
...「最近、美少年のアイドルが流行っているね」(Recently, beautiful boys idols have become popular.)...
...彼は格別美少年ではなかった...
芥川龍之介 「海のほとり」
...石敢当今東光(こんとうくわう)君は好学の美少年...
芥川龍之介 「八宝飯」
...美少年を歌つたものもない訳ではない...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...美少年録のソレ何だっけ...
泉鏡花 「婦系図」
...少女も美少年も、ちつとも笑はぬ...
太宰治 「津軽」
...そうして、お茶やお菓子をすすめながら、話がかなり深刻になって行ったが、やがて美少年は、「それはそうとして、おばさんは、いつ名古屋をお立ちなの」「明日は間違いっこなし」「では、必ず清洲へお立寄り下さいよ、待っていますから」「それも間違いございません」「では、今日はおいとまをします」こう言って、美少年は立ちかけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...変装した美少年が先に立って急いでやって来ましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...十八九の前髪立の美少年と聞いたが――」「いや...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...物に脅(おび)えた美少年の人柄や樣子を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さう言へば金之助の美少年振りに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...紅顔の美少年とでもいいたい程の青年学徒である彼の語るところによれば...
長谷健 「天草の春」
...釜取という名からまた先刻見た美少年どもを想い出したのも可笑(おか)しい...
南方熊楠 「十二支考」
...美少年が盛りの春をすでに過ぎて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...岩山銅蔵という美少年だの...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...得体のわからない美少年と遺書を私の許に送って...
夢野久作 「暗黒公使」
...主人らしい美少年の手へもどした...
吉川英治 「大岡越前」
...芝居では廿四孝の中に美少年となつて出たりするが...
吉川英治 「折々の記」
...しかし、御落胆なさるな、まだ安治川屋敷に押しこまれている当時、手前の妹の鈴が探ったところによると、われらと同腹の者で天満組の目明しをしている万吉と申す者が、法月弦之丞という人(じん)の力を借りて、再度、阿波へまいる支度のために、お千絵殿を尋ねて行ったということでござります……」「はて? ……法月弦之丞と申せば、わしが江戸表にいた当時は、まだ十四、五の美少年で、夕雲流(せきうんりゅう)の塾へ通っていた大番組(おおばんぐみ)の子息――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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