...羅刹女(らせつじょ)とはさすがに思われざれば...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...金箍棒(きんこぼう)や羅刹女(らせつにょ)の芭蕉扇(ばしょうせん)をありありと目に見た子供は...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...孫悟空は羅刹女(らせつにょ)の芭蕉扇(ばしょうせん)にあおられてひどい目にあった...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...牛魔王や羅刹女のような諸君は...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...私には羅刹女(らせつじょ)を解脱(げだつ)させる法力はありません」謎のような言葉を残したまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心のままに信心するには羅刹女(らせつじょ)のような女を側へやっちゃいけない――多分こう思い詰めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私には羅刹女(らせつじよ)を解脱させる法力はありません」謎のやうな言葉を殘したまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心のまゝに信心するには羅刹女(らせつじよ)のやうな女を側へやつちやいけない――多分斯(か)う思ひ詰めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十羅刹女(らせつぢよ)は寄合(よりあひ)てうぶ水(みづ)(生湯(うぶゆ))をなで養(やしな)ひたまふらん...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...多くの商人が羅刹女(らせつにょ)の難に遇うを救いし話...
南方熊楠 「十二支考」
...近江宝厳寺蔵の国宝「刺繍普賢十羅刹女図」の額...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
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