...談合は忽ちに纏まりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...千代子の身の周圍を可なり興味づよく纏ひ付いてゐたこちらの不思議な幻影や...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私は早速行李(こうり)を纏(まと)めて帰京しました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...室の中で半纏(はんてん)のような物を縫っていた...
田中貢太郎 「春心」
...またあの畜が纏わってきたとみえるな...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...一絲も纏わぬ姿にされて仰向けに臥(ね)かされ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...又何のための美食を取り美衣を纏ふものに対する羨望乃至反抗ぞや...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...その精神を纏めて議論としたものがなかつたからである...
内藤湖南 「支那目録學」
...己(おの)が胡服を纏(まと)うに至った事情を話すことは...
中島敦 「李陵」
...半纏(はんてん)や股引(ももひき)の外は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ウロウロと附き纏(まと)って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...百と纏(まと)まった銭も持たずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぼろぼろの着物を纏(まと)った乞食(こじき)らしい男が...
原民喜 「廃墟から」
...生れしままなれば素跣足(すはだし)の尻(しり)きり半纏(ばんてん)に田圃(たんぼ)へ弁当の持はこびなど...
樋口一葉 「ゆく雲」
...何だって古い半纏(はんてん)なんか眼の前に吊るしておくんだと訊ねたり...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...こんな不安は千鶴子とパリにいるときでも附き纏って放れなかったことだったが...
横光利一 「旅愁」
...たちまち脱ぎすてた衣裳や太刀を纏(まと)い直し...
吉川英治 「源頼朝」
...これでちゃんと一つに纏(まと)まっている...
和辻哲郎 「孔子」
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