...)と滝縞(たきじま)お召(めし)の半纏(はんてん)着て...
泉鏡花 「歌行燈」
...あの纏足の足でよくまああんなに早く歩けたものだね」(犬ぢらしはわたしどもの村の養鶏の道具で...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...垢染みて膩光(あぶらびか)りのする綿の喰出(はみだ)した褞袍(どてら)に纏(くる)まつてゴロリと肱枕をしつゝ...
内田魯庵 「貧書生」
...どうせ纏(まと)まりそうもないものなら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お今のために取り纏めようとした品物は...
徳田秋声 「爛」
...なぜならファシズムのイデオロギーの解説とファシズムの法制政治機構の纏った解説としては...
戸坂潤 「読書法」
...そこで狂乱者のように飽くまでも自分の固定観念の纏綿(てんめん)に身を任した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お父様というのが子煩悩のせいもあるかとても石橋を叩いて渡るほうでこれまでいくら縁談をもっていっても纏(まと)まったためしがない...
中勘助 「結婚」
...纏頭(ちっぷ)は拾円奮発してその帰途をそっと外で待っていた...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...今ある通りのものは可能の中での最も醜悪なものではないのか? そうした気持が絶えず中学生の彼につき纏うのであった...
中島敦 「狼疾記」
...いよいよ話が纏(まと)まらないとなると...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...そのくせ心は纏(まと)まりなく動いていた...
夏目漱石 「明暗」
...袢纏(はんてん)はプンと腥(なまぐさ)いぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...半纏姿の勝則は、櫓をこぎながら、「あれが、問題の三菱炭積機です」いちいち、現地について、争議の経過を、ひととおり、説明、報告した...
火野葦平 「花と龍」
...纏頭(てんとう)用の品のはいった唐櫃(からびつ)を四十並べてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こっちも社会を一纏めに敵にする...
森鴎外 「食堂」
...纏(まと)めてこれを他部落から招こうとするようになるのも自然である...
柳田国男 「木綿以前の事」
...半纏の衿(えり)には「頭(かしら)」という字が染め抜いてあった...
山本周五郎 「さぶ」
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