...大きな結目を拵(こしら)えて締めているだろう...
江戸川乱歩 「黒手組」
...敵に周囲から締められて合同しているありさまはあたかも桶に輪がはまっているので木片がばらばらに離れぬのと同じ理である...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...だのに手で締めたみたいな感じなのは...
高見順 「いやな感じ」
...厩権利者(ステイブル・ホウルダアス)ウェザビイ&息子達会社――これは英吉利(イギリス)競馬の大元締だ――だの...
谷譲次 「踊る地平線」
...川田久長氏の「蘭書飜刻の長崎活字版」(昭和十七年九月號學鐙所載)によれば、このときの「活字板摺立所」の總裁に赤沼庄藏、取締に保田愼作、今井泉三郎が任ぜられ「本木昌造の如きも活字板摺立御用係の命を受けた一人であつた」とある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...後では何でも平氣であつたが其時はそんな噺でも身體が引き締るやうに感じた...
長塚節 「開業醫」
...何分締切間際の事故...
中原中也 「詩と現代」
...一度締め切つた雨戸を開けさせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とにかく締めた奴は平常(ふだん)雨戸なんかあんまり締めたことのない人間だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……頼むすけ」羽交締めにしたまま...
久生十蘭 「地底獣国」
...黄金の細工の帯を締めている...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...火の元取締の法は一般に非常に厳重になった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...寝床の中から前掛を締めながら立って...
「小祝の一家」
...荏胡麻の實を臼に入れて搗き締木にかけて油を搾つた殘りを...
柳田國男 「食料名彙」
...角帯をキリリと締め直すと...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...空色のペンキで塗った門の扉を両手で押したが門は締りがしてなかったと見えてギイと左右に開いた...
夢野久作 「暗黒公使」
...表門は締まっているじゃねえか」「面会は午前九時から七時半までの規則だから」「ところが...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...細紐で巻き締めてあって...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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