「絶」の意味
断つこと
小説での「絶」の使い方
...お前の先輩はお前よりも若くてそのフエームの絶頂に登つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...緑雨以後真の江戸ッ子文学は絶えてしまった...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...それは當時の絶望的國情を反映し...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...眼瞼(まぶた)を開いてみたが……もう絶望だった...
海野十三 「流線間諜」
...それが絶海の孤島のやうな筑波の翠微と相對して...
田山花袋 「日光」
...文壇には元老が全く跡を絶つたといふ状景(じやうけい)であつた...
田山録弥 「明治文学の概観」
...失業者数の絶対値が...
戸坂潤 「技術の哲学」
...経験的所与を絶対化するものであるから...
戸坂潤 「辞典」
...これを怠ってはならないと絶えず鞭打たれているような心持の一つに...
中里介山 「大菩薩峠」
...泣くときは絶体絶命に泣く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...まことに絶好の白山日和...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...胸(むね)の動悸(どうき)のいつしか絶(た)えて...
樋口一葉 「うらむらさき」
...自殺の意志と計畫を生んだ實に純粹な絶望の最高潮は...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...世の中との交渉を絶つ事によって...
水上滝太郎 「遺産」
...勿論折角贏(か)ち得た官費は絶えてしまう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...伊達家の禍根が絶たれたという事実だけは現にわれわれの眼で見ることができます」玄察は口をつぐんだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「……が……学術のために……」「……ダ……駄目です……駄目です……絶対に駄目です」私の眼から...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...絶え間なく兵を歩ませつつ実は巨大な輪形陣を旋回(せんかい)しながら...
吉川英治 「上杉謙信」
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