...三は雁形の鳥的(とりまと)を絲にて釣れるもの 是には等級なく四は鐵楯である 是は矢を立てたるを成功者となす 點數等しければ姿勢のよろしきを上となすの定めである...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...毛絲の服を着た女の子が澤山中央線の電車に乘つてゐました...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...その生れながらの目上と結びつけてゐた封建的の色絲は...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...六 機おる時に横絲を卷いて縱絲の中をくぐらせる道具...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...錦絲より小光の方でやすか...
高濱虚子 「俳諧師」
...彼等のあいだに話の絲が結ばれた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...おつぎは堀(ほり)の近(ちか)くへ耕(たがや)して來(き)た時(とき)に見(み)ると與吉(よきち)の竿(さを)は絲(いと)がとれて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...彼(かれ)は又(また)煙(けぶり)が絲(いと)の如(ごと)く然(しか)も凄(すさま)じく自分(じぶん)の林(はやし)の邊(あたり)から立(たつ)ては壓(お)しつけられるのを見(み)た...
長塚節 「土」
...色も褪(あ)せ絲もほつれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これが小便組の女王お扇(せん)の後ろで絲を引いてゐるアパツシユだつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その絲口も知らないのだが...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...あんたも新聞を読んだろうが、絲満って男は、古今未曽有のあかにしだったんですぜ...
久生十蘭 「金狼」
...金絲で刺繍(ぬひ)をした衣服を身にまとひ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...こんな風に端のない絲をたぐるやうに考へがぐるぐるとめぐつてあるくのであつた...
平出修 「計畫」
...お絲はなんにも知らなかったが...
正岡容 「圓朝花火」
...足の絲は解くに由なし...
森鴎外 「舞姫」
...それでもまだ歌の本や、孔子の書物や、絲や、釦や、縫針や、その他祖母のイヴォンヌの心盡しで、縫ひ繕ひをするために入れて置いた細々したものが一切はいつてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...そして親指と人差指との間に持つて垂れた釣絲の感觸によつて魚の寄りを知り...
若山牧水 「樹木とその葉」
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