例文・使い方一覧でみる「終」の意味


スポンサーリンク

...心身ともに萎靡(いび)しらんとす...   心身ともに萎靡し終らんとすの読み方
有島武郎 「星座」

...彼女の斯(か)かる新鮮な透明な自然への要求は遂に身をるまで変らなかった...   彼女の斯かる新鮮な透明な自然への要求は遂に身を終るまで変らなかったの読み方
高村光太郎 「智恵子の半生」

...戦になり、細君と女児を、細君のその実家にあずけ、かれは単身、東京に乗り込み、郊外のアパートの一部屋を借り、そこはもうただ、寝るだけのところ、抜け目なく四方八方を飛び歩いて、しこたま、もうけた...   終戦になり、細君と女児を、細君のその実家にあずけ、かれは単身、東京に乗り込み、郊外のアパートの一部屋を借り、そこはもうただ、寝るだけのところ、抜け目なく四方八方を飛び歩いて、しこたま、もうけたの読み方
太宰治 「グッド・バイ」

...皆様に娘の臨(いまわ)の頼みをお話して...   皆様に娘の臨終の頼みをお話しての読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...こんな遅い客を入れる事が出来ないのは明瞭だから彼はざるを積みって電気を消そうとした...   こんな遅い客を入れる事が出来ないのは明瞭だから彼はざるを積み終って電気を消そうとしたの読み方
富田常雄 「刺青」

...りに彼女は、病人の額にのせられてる氷嚢にそっと触ってみた...   終りに彼女は、病人の額にのせられてる氷嚢にそっと触ってみたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...僅に十年にして遂に東京市をして世界最醜の都會たらしむるにつた...   僅に十年にして遂に東京市をして世界最醜の都會たらしむるに終つたの読み方
永井荷風 「十年振」

...白い粉の薬を飲んだのが廿三の彼女の一期(いちご)のりだった...   白い粉の薬を飲んだのが廿三の彼女の一期の終りだったの読み方
長谷川時雨 「田沢稲船」

...もう末の来る断定だけで...   もう終末の来る断定だけでの読み方
林芙美子 「浮雲」

...戦後は、アメリカ風の、真ッ白いパンばっかり食わされていたのが、久しぶりで(数年ぶり)フランスパンが出たので、嬉しかった...   終戦後は、アメリカ風の、真ッ白いパンばっかり食わされていたのが、久しぶりでフランスパンが出たので、嬉しかったの読み方
古川緑波 「神戸」

...くつろいでふじ子を中心にした晩餐をえた...   くつろいでふじ子を中心にした晩餐を終えたの読み方
室生犀星 「或る少女の死まで」

...このイザヤ書の最曲は世界審判(三四の一―四)...   このイザヤ書の最終曲は世界審判の読み方
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」

...私の気がドウしても進まなくなって(しま)ったのです...   私の気がドウしても進まなくなって終ったのですの読み方
夢野久作 「キチガイ地獄」

...蓄膿症や鼻加答児(ビカタル)なぞで鼻の中が始グズグズして...   蓄膿症や鼻加答児なぞで鼻の中が始終グズグズしての読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...枝葉を枯らして自分のこやしにして(しま)う一方...   枝葉を枯らして自分のこやしにして終う一方の読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...或女流作家が私はたとへ無名でつても美人であつた方が嬉しいと思つたであらうといつたのは女でなければ分らぬ心理だ...   或女流作家が私はたとへ無名で終つても美人であつた方が嬉しいと思つたであらうといつたのは女でなければ分らぬ心理だの読み方
横瀬夜雨 「春」

...尊氏はうなずきった...   尊氏はうなずき終ったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...曲がると、吉野は、「ふつつかな技(わざ)を」と、微笑しながら、琵琶を置いて、元の席へもどって来た...   曲が終ると、吉野は、「ふつつかな技を」と、微笑しながら、琵琶を置いて、元の席へもどって来たの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「終」の読みかた

「終」の書き方・書き順

いろんなフォントで「終」

「終」の英語の意味

「終なんとか」といえば?   「なんとか終」の一覧  


ランダム例文:
そのまま行き過ぎる   嘆願   苦肉の謀  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
強制送還   五百川   心理学  

スポンサーリンク

トップへ戻る