例文・使い方一覧でみる「紙きれ」の意味
スポンサーリンク...高一はそのすきに紙きれに... 
海野十三 「電気鳩」
...小さくたたんだ紙きれをいれておきます...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...うけとってみますと、その紙きれには、えんぴつで、こんなことが書いてありました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...それは長さ五センチ、はば一センチほどの、小さな紙きれで、それに左のようなみょうな数字が書いてあるのです...
江戸川乱歩 「大金塊」
...君が出ればすぐ会いに行く」と言った紙きれを受取ったが...
大杉栄 「獄中記」
...紙きれ一枚で、黙って大金がころげこんでくるという仕掛けですよ」わざと下司な言い方をしているとも取れる...
高見順 「いやな感じ」
...何でもそこらにある紙きれを手あたり次第に用ゐてゐたのであるが...
高村光太郎 「智恵子抄」
...家人へその紙きれを見せ...
太宰治 「めくら草紙」
...机の上に昨日の通り紙きれが載っていて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...取り出した一巻の紙きれ――さてこそ...
中里介山 「大菩薩峠」
...邦文タイプライタアでうった紙きれをとり出すと...
久生十蘭 「金狼」
...お探しの紙きれはバイオリンケースに隠してある...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...その上の目ざまし時計の下にしいてある紙きれを見つけました...
槇本楠郎 「母子ホームの子供たち」
...ごくちっぽけな紙きれをも見つけなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その紙きれを勢いよく屑籠にほうりこんだ...
山川方夫 「非情な男」
...こんな紙きれでは...
吉川英治 「私本太平記」
...武松（ぶしょう）の駕籠を目がけて五色の紙きれを花と投げた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...白い紙きれはまた少しの風に萩の枝を離れて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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