...精髄を継承する:先人の思想や知識を大切に引き継ぐこと...
...精髄を絞り出す:問題点や本質的な部分をきちんと把握すること...
...精髄を凝縮する:情報や知識を要約して分かりやすくまとめること...
...精髄を尽くす:全力を尽くすこと...
...精髄を抽出する:本質的な部分や重要なポイントを抜き出して取り出すこと...
...之を読む者に向っては癩事業の精髄を把握させるに相違ないのである...
高野六郎 「小島の春」
...おかしなことにあらゆる月光(ムーンシャイン)(密造酒の意味を含めたシヤレ)の精髄に見えたのである...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...処が文化こそ優れて精神的・歴史的・な精髄でなくてはならなかった...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...科学が如何にして「文化的精髄を持ち」得るか...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...遂にその職に殉じたる警察官の行績は遺憾なく警察精神を顕現し吏道の精髄を発揚せるもの」だという...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...――で論理は意識の精髄である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...恐らく初めから意識の精髄ともなることが出来なかっただろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...このブルジョア・イデオロギーの精髄としてのブルジョア哲学...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そこへゆくと、古来伝わった郷土郷土の踊りを、生気の溢(あふ)れたそぼくな若い人たちが器量一ぱいに踊ると、はじめて、人間の歓喜、勇躍の精髄が、かくもあろうかとおもわれて、手に汗をにぎることがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...即ち「科学は良識の精髄である」というのを肯定すると...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...国家の精髄たる歴史をも民情をも構わず...
南方熊楠 「十二支考」
...仮装の精髄は、仮装しているものの中への感情移入であると文学は見ている...
宮本百合子 「仮装の妙味」
...伝記の精髄(それぞれの専門において)がぬけた伝記も多いわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今更精髄にうたれます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何かこの傑作の精髄ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その生きた精髄ともいうべきものは長々しい虚飾の下に息もたえだえである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ちょうど一文不知(いちもんふち)の者にかえって信心の精髄が宿るのと同じなのです...
柳宗悦 「美の国と民藝」
...翌年また新(あら)たに一代の工夫と体験の精髄とを誌(しる)し...
吉川英治 「剣の四君子」
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