...彼女は自分の夢に篤信している...
...彼の篤信した教派に入信した...
...彼は宗教に篤信する家庭に育った...
...篤信は人生において大切な価値観だ...
...篤信を持って行動することで、周囲から信頼されるようになった...
...立派な篤信者だ...
伊藤野枝 「遺書の一部より」
...彼の如き篤信家にもかかる大災禍の臨むは神の存在せざる証拠にあらざるかと疑う者さえ現われた...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...それほどだから病院中の篤信者であり...
鷹野つぎ 「窓」
...篤信らしい老人の家に呼び入れて(マヽ)...
種田山頭火 「行乞記」
...篤信(とくしん)の小吏(しょうり)大塩平八が...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...斎藤)の一人斎藤篤信斎弥九郎が...
中里介山 「大菩薩峠」
...本来、この勇士組というのが、毛利の若殿の頼みを受けて、斎藤篤信斎が、自分の手から壮士を集めて送ったもので、いずれも錚々(そうそう)たる腕利(うでき)きであり、下関(しものせき)砲撃の時などは大いに働いたものですが、以上の三人が悪い事をして、体面上容赦がならぬというところから、同志の者で斬って捨てようとしたが、相手が尋常でないから用心して、ことに仏生寺弥助は、遊女屋へ誘って行って、酒を飲まして、だまして縛ったということを聞きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...師匠篤信斎(とくしんさい)からも勘当を受け...
中里介山 「大菩薩峠」
...斎藤篤信斎は……剣術をつかうために生きている」「うーむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのうえ持っている身上(しんしょう)を根こそぎ捧げる篤信家(とくしんか)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...篤信が引いた『旧事記』は怪しい物となし措(お)くも...
南方熊楠 「十二支考」
...篤信であり純朴であった時代には...
柳宗悦 「工藝の道」
...彼は篤信な平信徒だ...
柳宗悦 「雑器の美」
...あの篤信な善男善女に比べるのと同し感じである...
柳宗悦 「日田の皿山」
...吉兵衛という篤信な妙好人(みょうこうにん)がおりました...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...あの貧しい篤信な信者たちは...
柳宗悦 「民藝四十年」
...しかし以前からメソジストの篤信者(とくしんじゃ)であった白鷹久美子夫人は...
夢野久作 「少女地獄」
...今(こん)五日午前十時頃、市内海岸通二丁目四十一番地四角、天主教会にては日曜日の事とて、平常の如く信者の参集を待ち、祈祷会を開催すべく、礼拝堂正面の祭壇の扉を開きたるに、正面、祭壇の中央に安置されたる銀の十字架上に、見慣れぬ黒の山高帽と、赤き小米桜に銀のビラビラを垂らしたる花簪(はなかんざし)が引っかけ在るを発見し、大いに驚きて取卸し検査したるに、該山高帽子の内側の署名により、同教会の篤信者、森栖校長の所持品なる事判明...
夢野久作 「少女地獄」
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