例文・使い方一覧でみる「篝」の意味

...彼は赤い篝（かがり）の火影（ほかげ）に... 彼は赤い篝の火影にの読み方
芥川龍之介「神神の微笑」

...かばかり多くトロイアの軍勢燃やす篝（かがり）の火... かばかり多くトロイアの軍勢燃やす篝の火の読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...篝火（かがりび）の支度をしていた... 篝火の支度をしていたの読み方
直木三十五「南国太平記」

...篝の周囲に集まるほどのものが... 篝の周囲に集まるほどのものがの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...煌々（こうこう）として幾多の篝火（かがりび）が焚き立てられている... 煌々として幾多の篝火が焚き立てられているの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...篝火（かがりび）を囲（かこ）んでがやがや話（はな）してゐた... 篝火を囲んでがやがや話してゐたの読み方
逸見猶吉「火を喰つた鴉」

...篝の明りの涼しいのに引き止められてです」と言わせると三人の公達がこちらへ来た...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...篝火（かがり）が夕月を焦（こ）がすほど煙を揚げている... 篝火が夕月を焦がすほど煙を揚げているの読み方
吉川英治「大谷刑部」

...篝（かがり）の火を盗んで... 篝の火を盗んでの読み方
吉川英治「私本太平記」

...吉運の門篝（かどかがり）と見て」「不知哉丸は」「お案じなされますな... 吉運の門篝と見て」「不知哉丸は」「お案じなされますなの読み方
吉川英治「私本太平記」

...洛内四十八ヵ所の篝屋（かがりや）を復活させ... 洛内四十八ヵ所の篝屋を復活させの読み方
吉川英治「私本太平記」

...篝火（かがり）で赤くいぶされた... 篝火で赤くいぶされたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...「篝（かがり）を焚け... 「篝を焚けの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...大篝（おおかがり）を焚（た）いて... 大篝を焚いての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...夜空も焦がす大篝火（おおかがりび）を諸所に焚きつらね... 夜空も焦がす大篝火を諸所に焚きつらねの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...篝（かがり）の火色が揺れ始めていた... 篝の火色が揺れ始めていたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...篝（かがり）、松明は道のかぎり、蜿蜒（えんえん）と光焔（こうえん）を連（つら）ねた... 篝、松明は道のかぎり、蜿蜒と光焔を連ねたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...城内は赤々と凱歌（がいか）にかがやく篝火（かがり）の晩を迎え... 城内は赤々と凱歌にかがやく篝火の晩を迎えの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

👨話題の人々👩