...算盤珠を指先で弾いて考え込んでいた...
...算盤珠を使って計算をするのが得意だ...
...古い時代から算盤珠は数えるための道具として使われてきた...
...子供の頃から算盤珠を使った計算を覚えた...
...和算の問題集には算盤珠を使った問題が多く載っている...
...糊(のり)の落ちた小弁慶の単衣物に算盤珠(そろばんだま)の三尺をぐるぐる巻きつけたのも...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...収税官史が文人の収入を算盤珠に弾き込むようになっては...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...ちやんと算盤珠(そろばんだま)が弾(はじ)いてあるのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...「二二(ににん)が六」と手品の算盤珠(そろばんだま)を弾(はじ)いて見せる訳に往(ゆ)かなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...」と手品の算盤珠(そろばんだま)を弾いて見せる訳にはいかなかつた...
薄田泣菫 「手品師と蕃山」
...一々算盤珠(そろばんだま)を弾(はじ)いて...
徳田秋声 「新世帯」
...算盤珠のはぢけぬ奴は仲間に入れぬといはぬばかりの口調である...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...髪を算盤珠(そろばんだま)のようにふくらまして勝手口から案内も乞(こ)わずに上(あが)って来た...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...今どき算盤珠(そろばんだま)のとれぬ仕事なんざ馬鹿々々しくてやれんからな...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??