...脳貧血を起こさない連中の筆頭には...
海野十三 「金属人間」
...閣僚全部を筆頭に...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...小林偵七郎を筆頭にして...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...たしかにその筆頭に挙げられていたように記憶していた...
太宰治 「佐渡」
...その筆頭にあげられるべきものの一つは陸地測量部の地図...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...筆頭に挙げらるべき問題である...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...江戸分限(ぶげん)番附の前頭筆頭に上る家柄...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...商賣人あがりらしい匂ひが何處かに殘るのを筆頭に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仁科伊吾を筆頭にして...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一つの工場だけにでも一万人からの労働者が集っている大紡績工場が七つもあるのを筆頭に...
細井和喜蔵 「モルモット」
...筆頭には舊に依りて沒理想の字を寫し出せり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...しかしこの国の漆器といえば誰も輪島を筆頭に挙げるでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...魚がし、米屋町を筆頭に、よし町、新橋の花柳界、見巧者の六二連、水魚連、そのほか三升連、見連、松駒連といったような大連から町内の臨時連まで数知れず、多くは平土間に陣取ってカベス(菓子、弁当、鮨)のお当てがい、役者の手拭や花かんざしをもらって嬉しそう...
山本笑月 「明治世相百話」
...一鶯斎国周を筆頭に...
山本笑月 「明治世相百話」
...字(あざな)は公路を筆頭に...
吉川英治 「三国志」
...授与の筆頭におかれて...
吉川英治 「私本太平記」
...沓掛城(くつかけじょう)三千貫の采地(さいち)を与う――という賞賜(しょうし)を筆頭に...
吉川英治 「新書太閤記」
...――古顔の朱貴を筆頭に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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