...孤笈飄然(こきふへうぜん)として英京に去れり...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...今猶牧之(ぼくし)が書笈(しよきふ)にをさめあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此村持(もち)の山に笈掛岩(おひかけいは)といふ在(あり)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...御仏(みほとけ)もきつくお誡(いまし)めのはずではござらぬか」怪量はごそりと起きて笈を肩にした...
田中貢太郎 「轆轤首」
...笈埃随筆では「この地は神跡だから仏具を忌むので...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...身なりに応じない大きな笈(おい)を背負って...
中里介山 「大菩薩峠」
...總領の兄は笈を負うて都に出てゐるし...
水野仙子 「白い雌鷄の行方」
...たつた五分か十分とはたたない間に「笈摺草紙」はもう賣れてしまつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...此事が霞亭十八歳の時に於てせられた証は、渉筆に自ら「予年十八遊京師」と云ひ、又嵯峨樵歌(せうか)の首に載せてある五古に韓凹巷(かんあふこう)が、「発憤年十八、何必守弓箕、負笈不辞遠、就師欲孜々」と云ふに見て知られる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」『笈埃随筆(きゅうあいずいひつ)』巻一に...
柳田国男 「山の人生」
...また直江の津の笈さがしの場合でも...
柳田国男 「雪国の春」
...桃井塘雨(ももいとうう)の『笈埃(きゅうあい)随筆』には...
柳田国男 「雪国の春」
...笈川は父の代には百二十石ばかりの勘定役所出仕であった...
山本周五郎 「いさましい話」
...「笈川玄一郎、今日はのがさんぞ」こう叫んだのは益山郁之助である...
山本周五郎 「いさましい話」
...笈(おい)と杖を置いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...背に笈(おい)を負っているので弁円の体は自由を欠いていた...
吉川英治 「親鸞」
...かねて預けておいた所から笈(おい)や服装をとりよせて...
吉川英治 「親鸞」
...洛陽(らくよう)へ上って進士(しんし)の試験を受けるのを青春第一の関門とした若人たちが――笈(キフ)ヲ負ウテ郷関ヲ出ヅ――と悲歌したが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
