...真鶴岬の突端まで行った時など...
石川欣一 「山を思う」
...おれの家から海岸まで直ぐなんだ」その日栄介は防波堤の突端で...
梅崎春生 「狂い凧」
...そこに海亀の頭のようなアラスカの突端が鼻を突合したように迫っていた...
海野十三 「流線間諜」
...東水の尾岬の突端へ...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...石鹿公園の緑の突端が見える...
外村繁 「澪標」
...「名乗れ」桟橋の突端に退いて...
火野葦平 「花と龍」
...船は突端に乗り上げ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...その突端で村の者がいっしょになってお宮を拝むようになっているので...
柳田国男 「故郷七十年」
...領主が細長い丘陵の突端に...
柳田國男 「地名の研究」
...船越(ふなこし)の半島の突端にも西洋人の住みしことあり...
柳田国男 「遠野物語」
...そこから二百米突(メートル)ばかり隔った半島の突端...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...意外にもS岬の突端の岩山の上で...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...私は潮飛沫(しおしぶき)を浴びながら甲板の突端(トップ)に掴まって...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...霙(みぞれ)の降っているその突端の岬に見える所が火燧崎だ...
横光利一 「夜の靴」
...――その家はブルバラネク區の突端で...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...その突端を牢格子へ向って何度も打(ぶ)つけた...
吉川英治 「黒田如水」
...更にその突端から六七里ほどの海中に暗礁があって...
和辻哲郎 「鎖国」
...豊後から京都へ行く途中児島半島突端の日比の港で...
和辻哲郎 「鎖国」
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